サウジ「大規模リゾート」建設で中国企業が存在感 太陽光発電所や蓄電システムなどを続々と受注
なお、上述の蓄電システムを受注したのは中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)だ。 ■中国人旅行者の集客に期待 レッドシー・プロジェクトの建設工事は2019年に始まり、すでに3軒の高級ホテルが営業を始めている。2030年を予定する完成時までには50軒のホテルが開業し、年間延べ100万人の来訪を見込んでいるという。 サウジアラビア政府の「ビジョン2030」は、同国経済の(石油に依存し過ぎない)多様化を目指している。パガーノCEOは、レッドシー・プロジェクトを通じた観光業の振興により、それに貢献したいと意気込む。
「われわれにとって中国からの集客は非常に重要だ。サウジアラビアの(国際的な観光地としての)対外開放は始まったばかりだが、ここには豊かな歴史と文化がある。中国人旅行者の目的地候補のリストに、ぜひ加えてもらいたい」(パガーノCEO) (財新記者:趙煊) ※原文の配信は12月6日
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