【スターダム】朱里vs小波は不完全決着 元GLEATの福田茉耶改め虎龍清花が登場「強さを求めてやって来ました」
女子プロレス「スターダム」の朱里(35)と極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」小波(28)の遺恨決着戦(29日、東京・両国国技館)は消化不良に終わった。 【写真】マイクで参戦アピールを行った福田茉耶改め虎龍清花 「完全決着ノーフォールルール」で行われた一戦は、ギブアップ、KO、レフェリーストップのみの決着となる。小波は昨年4月に朱里率いる「ゴッズアイ」に加入。2人でゴッデス王座を戴冠するなど活躍したが、関係に亀裂が入ったのが今年7月の後楽園大会だ。ヘイトの前身、大江戸隊の渡辺桃&テクラとの防衛戦で、試合中に小波が造反。王座から陥落すると同時に小波は極悪軍団復帰を表明し、2人の遺恨は深まるばかりだった。 ゴングと同時に朱里のヒザ蹴りが命中。さらに右ハイからバズソーキックを見舞うと、小波は前のめりに崩れ落ちる。だが、ダウンカウントが9まで数えられたところでヘイトのセコンド陣がリングに介入。すぐさま小波の反則負けが宣告された。 その後もリング上は収拾がつかない状況だったが、黒いベストを着用した女戦士が登場。今年7月に契約満了に伴いGLEATを退団した福田茉耶改め虎龍清花(こたつ・きよか)だ。その隙にヘイトはリングを退散した。 マイクを握った虎龍は「ここスターダムにしかない強さを求めてやって来ました。プロレスに入ってからずっと憧れだった朱里さんから強さを学んで強くなりたいです」と、朱里率いる「ゴッズアイ」入りを表明。朱里も握手で歓迎した。 ただし小波戦は消化不良で終わっており、朱里は「こういう結果になってすごく悔しい。小波、こんなもんじゃないだろ? こんな戦いがしたいの? ヘイトをぶっ潰すから。2025年、小波、もう一度やろう」と再戦を求めた。
東スポWEB