台湾から出品の28点が入賞 日本で開催の世界緑茶コンテスト
(高雄、花蓮中央社)お茶の消費拡大を目的に日本で開催された今年の世界緑茶コンテスト(世界緑茶協会主催)で、台湾から出品された茶葉28点が入賞した。 コンテストは2007年から開催。今年は日本や台湾、韓国など7カ国・地域から186点の茶葉が出品された。審査会は先月21~22日に静岡県で開かれ、今月11日に結果が発表された。 台湾から出品された茶葉のうち、最高賞となる最高金賞に輝いたのは、益寿製茶廠(北部・桃園市)の「緑雲」や清風茶行(東部・花蓮県)の「清風蜜香緑茶」など10点。 花蓮県政府によると、清風茶行の謝茗遠さんは、最高金賞を獲得したことは品質に対する最高の評価だと喜びを語ったという。 金賞にも台湾の茶葉18点が輝いた。南部・高雄市六亀区にある新発地域の発展を促進する新発社区発展協会が出品した茶葉は「葉香白鑽茶」と「長韻碧玉茶」がそれぞれ受賞した。同市政府農業局の張清栄局長は、引き続き茶農家の栽培技術向上を支援して高雄の山地で栽培された茶葉のPRに努め、世界の茶愛好家に良質なお茶を味わってもらいたいと語った。 (林巧璉、張祈/編集:齊藤啓介)