<勝利へ・2021センバツ鳥取城北>選手紹介/4 坂根叶琉外野手(1年)/徳山太一外野手(2年) /鳥取
◇再び4番に 強打磨く 坂根叶琉(さかね・かなる)外野手(1年) 1年生ながら、パワーはチーム随一。昨秋の中国大会準々決勝では劇的なサヨナラ本塁打を放った。 一方で「精神面の弱さが課題だった」と反省。県大会では当初4番打者を任されながら緊張で自分らしいプレーを見失い、中国大会では先発メンバーから外れた。この冬は常に追い込まれているという想定で、集中力を高め打ち損じを減らせるよう取り組んできた。プロ野球・西武の中村剛也選手も参考に「軽く振っているようでも本塁打にできるスイングも研究中」という。 目標は全国の舞台での殊勲打。「甲子園では尊敬する3番の畑中主将と5番の徳山さんの間で、もう一度4番を任されたい。そこで流れを変える一発を打つ」と意気込む。 …………………………………………………… (1)173センチ(2)75キロ(3)右右(4)6・5秒(5)104メートル(6)北栄町立北条中(倉吉ボーイズ) ◇剛柔併せ持つ好打者 徳山太一(とくやま・たいち)外野手(2年) 昨秋の公式戦ではチームトップの打率4割8分4厘、2本塁打を記録した。畑中未来翔(みくと)主将(2年)とともに、打線の中軸を担う好打者だ。中学時代は1年間野球から離れた時期もあったが、夢だった甲子園出場を目指して鳥取城北の門をたたいた。 一発を狙える長打力と広角に打ち分ける器用さを併せ持つ「柔軟性の高さと安定感」(山木博之監督)が持ち味。しかし、活躍した中国大会でも「甘い球を長打にできず、まだ力が足りないと感じた」と満足はしなかった。この冬は体重を約8キロ増量し、パワーアップに励んできた。 夢舞台に向け「まずは出塁。そして、甲子園で本塁打を打って勝利に貢献できたら最高です」と意気込む。 …………………………………………………… (1)180センチ(2)78キロ(3)右右(4)6・2秒(5)105メートル(6)大阪市立難波中(中学軟式野球部) ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長(2)体重(3)投げ方・打ち方(4)50メートル走タイム(5)遠投記録(6)出身中学(最終出身チーム)