【日本ハム】ドラフト1位の柴田獅子、バット届かないアクシデントも「負けないです。強いです」
日本ハムのドラフト1位柴田獅子投手(18=福岡大大濠)が8日、千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレ初日を終えた。 この日は主に室内練習場で体幹トレーニングや軽いキャッチボールを実施。「思ったよりスムーズに動けていて、1日目としては良かったかなと思います。あまりむちゃはせずに、ケガをすることが一番ダメなので、そこだけに気をつけながらやります」と初日を振り返り、慎重にプロとしてのスタートを切る。 柴田は投打ともに期待される逸材。投手としてのメニューに加えて打撃練習も予定されていたが、「バットがなかったです。本当は入寮の時(6日)に届くはずだったんですけど、届いてなかったです」とアクシデントを明かした。6日も羽田空港から電車の乗り方に苦戦し、同空港から勇翔寮まで1万7000円かけて直接タクシーで入寮。相次ぐハプニングにも「負けないです。(負けん気が)強いです」と大物感を漂わせた。 午前9時の練習開始時は気温10度に満たない寒さとなったが、新人8選手の中で唯一の半袖で登場。「暑がりなので、(半袖で)迷いなく行きました。(12月のエスコンフィールドなど施設見学で)北海道に行ってものすごい寒かったので、トレーニングというか…」とホットな動きを見せた。 9日以降はトレーニングの進捗(しんちょく)状況を判断し、打撃練習も行っていく。