必要な荷物を運ぶ登山の要、バックパック【大型・50L~】|MOUNTAIN GEAR COLLECTION 2024
必要な荷物を運ぶ登山の要、バックパック【大型・50L~】|MOUNTAIN GEAR COLLECTION 2024
バックパックを評価するポイントは、フィット感と背負い心地、使い勝手の良さと軽さが挙げられる。フィット感と背負い心地は実際に商品を背負ってみないと確かめづらいが、背面長を調整できるモデルは各自の体型に合わせてフィット感を高められると考えていい。使い勝手は収納ポケットの数がひとつの目安になり、近ごろは左右のショルダーストラップにもポケットを備えるモデルの人気が高い。軽さも大切なポイントだが、過度に軽量なモデルは作りが簡素なものも多く、背負い心地はいまひとつな場合もあるので気をつけたい。ここでは、今年の新製品やトレンドを意識してセレクトした35個の注目アイテムを、容量の違いで大型、中型、小型に分けて紹介する。 編集◉PEAKS編集部 文◉吉澤英晃 Text by Hideaki Yoshizawa 写真◉熊原美惠 Photo by Yoshie Kumahara。
【大型・50L~】テントを背負う泊まりがけの縦走登山に
容量が大きいバックパックは、必然的に背負う荷物が多くなりトータルの重量も増えるため、体への負担を軽減する背面システムが必要になる。50ℓを超える大型パックになると、剛性の高いフレームを内蔵し、ショルダーストラップやヒップベルトのパッドに厚みのある作りが目立つのはそのためだ。このクラスは、とくに背負い心地を重視してセレクトしよう。
①グレゴリー/バルトロ65
グレゴリーが誇る大型パックのフラッグシップ。 背負うとまるで後ろから抱きつかれているかのようなフィット感があり、長さを調整できる背面とヒップベルトによって体型に合うオリジナルのサイズで使うことができる。収納に役立つポケットも豊富に備える。 商品の詳細はこちら。