【ブレーブス9－2カブス】＠リグレー・フィールド

完投勝利をマークしたブレーブスのマックス・フリード（MLB Advanced Media）

　日本時間5月23日、ブレーブスは敵地リグレー・フィールドでのカブス3連戦の2戦目を迎え、9対2で快勝。貯金の数を再び2ケタに乗せ、首位フィリーズとの6ゲーム差をキープした。ブレーブス先発のマックス・フリードは9回105球を投げて被安打3、奪三振9、与四球0、失点2（自責点1）の快投で今季2度目となる完投勝利をマーク（4勝2敗）。カブス先発のジャスティン・スティールは7回途中6安打5失点で降板し、2敗目（0勝）を喫した。 【動画】ブレーブスが7回表に一挙6点を奪う（MLB.comより） 　ブレーブスは先発のフリードが立ち上がりから快投を続けるなか、3回表にアダム・デュバルの3号2ランで先制。5回まで打者15人をパーフェクトに抑えていたフリードが6回裏に1点を返されたものの、7回表にビッグイニングを作り、ザック・ショートのタイムリー内野安打、オジー・オルビーズの犠飛、マーセル・オズナの15号3ラン、マット・オルソンの二者連発となる7号ソロで一挙6点を追加した。8回表にも1点を追加し、9対1と大量リード。フリードは8回裏に2点目を失ったが、105球で9イニングを投げ抜き、今季2度目の完投勝利をマークした。 　カブスの鈴木誠也は「2番・右翼」でスタメン出場したが、ブレーブス先発のフリードの前に空振り三振、空振り三振、センターライナー、キャッチャーゴロで4打数ノーヒット。これで4試合連続のノーヒットとなり、今季の打撃成績は打率.242、出塁率.310、OPS.724と急降下している。日本時間5月18日のパイレーツ戦でスタメンを外れて欠場したあと、スタメン復帰後はまだ1本もヒットを打つことができておらず、まずは早めに「最初の1本」を出しておきたいところだ。