ラミレス NPB復帰は絶望的
「現在の自分の目標は、選手としてNPBに復帰すること。もし興味を持ってくれるNPB球団が出てきてくれたら最高だ。報道ではあるパ・リーグ球団が関心を持っているということだが、実際に自分のところへ連絡は来ていない。誰かが見ていてくれることを信じて、しっかり準備をしておくことが今の自分にできることだと思う。5月から出場できれば30本は打てる自信がある。群馬でのバッティング練習を見に来てほしい。『なぜNPBに復帰しないの?』と思わず聞きたくなるようなスイングを披露するよ。打率3割、ホームラン20~30本、80打点くらいいけると思う」 群馬との契約には「NPBからオファーがあれば、途中で契約を解除ができる」という条項まで入れて、NPB復帰への準備を固めていたのだが……。ヤクルト、巨人、横浜DeNAで、外国人選手として初めて名球界入りを果たし(通算2017安打)、380本塁打をマーク。独特のパフォーマンスで、ラミちゃんの愛称でファンから親しまれた“レジェンド助っ人”の最後の夢とも言えるNPB復帰は、幻に終わりそうだ。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)