新井監督の“構想外”…?広島の戦力外候補(6)”現役ドラフト”獲得もまさかの…?
熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンが終了。来季の契約にも注目が集まる時期となった。そこで今回は、今オフの戦力外通告が懸念される広島東洋カープの選手を紹介したい。
内間拓馬
投打:右投右打 身長/体重:179cm/86kg 生年月日:1998年11月21日 経歴:宜野座高 - 亜細亜大 ドラフト:2020年ドラフト4位 昨オフ、現役ドラフトで広島東洋カープに加入した内間拓馬。だが、一軍のマウンドに立つことができず、追い込まれている。 亜細亜大では、威力のあるストレートを武器に1年秋のリーグ戦から登板。その後もスカウトからの評価を高め、ドラフト会議では東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた。 ルーキーイヤーから一軍で11試合に登板し、防御率5.91ながらも、10回2/3を投げて16奪三振を記録。能力の一端を示した。 しかし、翌2022年は一軍登板がわずか1試合に。また、ファームでも25試合のリリーフ登板で防御率5.40に終わり、25回を投げて21四死球を与えるなど課題が残った。 昨季は、ついに一軍登板ゼロに終わった。ファームでも17試合の登板で防御率3.88、53回1/3を投げて33四死球を献上して課題を克服できず。昨オフの現役ドラフトで広島に移籍した。 巻き返しを図る移籍初年度だったが、今季も一軍のマウンドに立つことはできず。ファームでは29試合にリリーフ登板するも、防御率4.00。チームの一軍ブルペンが充実していたこともあり、戦力に埋もれる形となった。 大卒4年目とそろそろ一軍定着したい時期にあるが、2年連続で一軍登板ゼロという状況は、厳しい現実を物語っている。
ベースボールチャンネル編集部