阪神・中川勇斗、人生初外野挑戦 打てる20歳捕手「試合に出てナンボ」
■中川 勇斗(なかがわ・はやと)
2004(平成16)年1月27日生まれ、20歳。愛知県出身。小牧市立味岡小1年から味岡キングスで野球を始め、味岡中では愛知尾州ボーイズに所属。京都国際高1年秋からベンチ入りし、2年秋から正捕手。3年春の選抜に出場し、甲子園初勝利に貢献。3年夏も甲子園に出場し、2試合連続本塁打を放つなど4強進出に導いた。高校通算18本塁打。22年D7位で阪神入団。23年5月30日に1軍初昇格も出場機会がなく、6月9日に2軍降格。今季はウエスタンで70試合に出場し、打率・321、4本塁打、28打点。172センチ、75キロ。右投げ右打ち。今季年俸520万円。背番号「68」
★捕手出身で打者として大成した主な選手・あらかると
■近藤健介(ソフトバンク) 2012年に横浜高からD4位で日本ハム入団。2年目で中田翔の負傷で外野手として出場機会を増やす。その後、三塁がメインに。今季は打率・314で自身初の首位打者を獲得。
■小笠原道大(元巨人) 1997年NTT関東からD3位で日本ハム入団。99年に捕手から一塁へ転向。巨人時代の11年に通算2000安打を達成した。
■和田一浩(元中日) 97年に神戸製鋼からD4位で西武入団。98年に外野手挑戦。05年に打率・322で首位打者。プロ19年目の15年に通算2000安打達成。