利用を呼びかける沼津市職員

　「Salut！ NUMAZUフェンシングのまち沼津 ウェルカムキャンペーン」が11月20日、沼津市内で始まった。（沼津経済新聞） 　沼津市は東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるフェンシング代表チームの事前合宿誘致活動をきっかけに2019（平成31）年2月、日本フェンシング協会と包括連携協定を締結。フェンシングを通じたまちづくりを推進している。2020年には官民連携の「フェンシングのまち沼津推進協議会」を設立し、大会や合宿の誘致を行い、フェンシングを通じたスポーツツーリズムの推進を図っている。これまでに、日本代表や高校のフェンシング部などの強化合宿、各年代の全国大会など、数多くのフェンシング大会・合宿が沼津で開催されている。 　対象は、フェンシングの大会や合宿で沼津に来る選手や関係者。大会や合宿会場で配布するキャンペーンチラシに掲載されているQRコードから、同キャンペーンの公式LINEアカウントを友達登録するとキャンペーン対象店舗での食事やサービスが利用できる。市内40店舗がキャンペーンに参加している。 　沼津市ウィズスポーツ課「フェンシングのまち沼津推進協議会」事務局の高林透恵さんは「フェンシングの大会や合宿で沼津を訪れる選手や関係者に『沼津に来て良かった』『また来たい』と思ってもらい、『フェンシングのまち沼津』というブランドをより強く意識してもらい、沼津への訪問者、リピーターの拡大につなげたいという思いから、このキャンペーンを実施することとなった」と話す。 　「汗を流した後は、剣を置き、沼津のまちに出てお得に市内のキャンペーン対象店舗を利用してほしい。飲食店やレジャー施設などさまざまな店舗が参加しているので、沼津ならではの店を楽しんでもらえたら」とも。 　来年3月31日まで。