前巨人監督・原辰徳氏、80で通算27オーバーの75位「完走できてよかった」 巨人へは「今日また勝負だな」/国内シニアゴルフ
シニアゴルフ・ファンケルクラシック最終日(20日、静岡・裾野CC=6993ヤード、パー72)大会特別顧問を務め、アマチュア枠でシニアツアー3戦目のプロ野球巨人前監督、原辰徳氏(66)=ファンケル=は1バーディー、5ボギー、2ダブルボギーの80で回り、通算27オーバーの75位で大会を終えた。昨年賞金王の宮本勝昌(52)=シーミュージック=が68と伸ばし、通算13アンダーで初日からの首位を守り、今季3勝目となる史上6人目(7度目)の連覇を果たした。 【写真】原辰徳氏が「王貞治DAY」でセレモニアルピッチ 「プロたるや、の精神には強い影響力をいただいた」 時折、雨が降り、気温は前日19日から12度以上下がって11・2度。寒さが出る中でも、原氏は熱いプレーを見せた。 後半の16番(395ヤード、パー4)はグリーン奥からピンまで25ヤードの3打目をウエッジ(ロフト角58度)でチップインバーディー。ギャラリーをわかせた。「プロアマ戦も入れると4日間、完走できてよかった。いい経験ができた。多少、課題も見つかると同時に、自信もついたところもあるし。体力とか。それはよかった」と振り返った。 今後の大会出場については「自分から率先しては難しいかもしれないが、少しでも社会貢献的なことの中で、できるならば考えていきたい」と答えた。続けて「ファンケルクラシックは僕の中では特別な大会。元気であるなら、ぜひ出場したい」と意欲を示した。 巨人は19日、CSファイナルステージでDeNAに4-1で勝利。1勝のアドバンテージを含め、対戦成績を2勝3敗とした。この日夜の第5戦に向け、原氏は「今日また勝負だな」と話した。