【陸上】九電工・学生駅伝で活躍の窪田忍が退部 「今後については現在未定」 野崎光、住吉秀昭も退部
九電工は4月4日、男子の窪田忍と住吉秀昭、女子の野崎光が3月31日付で退部したと発表した。 九電工・林田美咲が昨シーズンで引退 23年日本選手権10000mで自己ベスト「悔いなく終えることができました」 32歳の窪田は福井県出身で、鯖江高ではインターハイや全国高校駅伝に出場した。進学した駒大では4年連続で学生3大駅伝をすべて走り、1年時は全日本6区と箱根駅伝7区で区間賞を獲得。2年時には出雲駅伝6区と箱根駅伝9区で区間賞と好走し、4年時の2013年には出雲と全日本でともにアンカーを務め、優勝のゴールテープを切っていた。 卒業後の14年からはトヨタ自動車に入社し、同年の日本選手権10000mで8位。15、16年とチームの全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)優勝に貢献した。21年からは九電工に移り、全日本実業団対抗選手権やニューイヤー駅伝に出場していた。窪田は九電工のホームページで「一度たりとも自分の思うような走り、そして期待されたような走りができず、これまでの競技人生で最も苦しい期間でした」とコメント。自身のSNSでは「今後については現在未定ですが、決まり次第SNSにて報告させていただきたいと思います」とつづった。 野崎は宮崎日大高時代に3年連続で全国高校駅伝に出場し、大阪学大では全日本大学女子駅伝を3度走り、4年時に4区で区間2位と好走。昨年、九電工に入社し、全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)ではアンカーを担った。九電工のホームページで「この経験を活かし、新たな道でも頑張りたいと思います」と決意を述べた。 福島県出身の住吉は自身のSNSで既に現役引退を表明していた。
月陸編集部