「4浪医学部合格」京大諦めた彼が医師目指した訳。ギリギリ惜しいところで落ちる浪人の日々
名古屋大学医学部に進学した後の青柳さんは、無事にストレートで進級し、放射線科医になります。 さらに6年生のときにボストン大学医学部に4週間留学に行ったときには、「努力すればなんとかなる」という考えが変わり、現在ではそのときの教えを胸に、教育格差を埋めるための情報発信を続けています。 ■SNSで発信方法を学ぶ日々 その一環として、発信方法を勉強するため、最近ではSNSでバズる秘訣を学ぶオンラインスクール、HERO'ZZ UNIVERSITY.にも通うようになりました。
「浪人をしたおかげで、自分には限界があると知れましたし、身の程を知ることができたとも思います。学生時代に海外の私立大学であるボストン大学に留学をしたのですが、そこでは『金持ちは才能の一個で、努力でなんとかなるものではない』と割り切るべきだと学びました。金銭面で苦しかった自分の家庭環境では私大に通うことが難しく、家庭環境と教育格差は結びついているのだなと思いました。 教育格差や自身の経験についてもっと発信をしていきたいと思い、今ではSNSを伸ばそうと頑張っています。今通っているHERO'ZZ UNIVERSITY.は、SNSを本気で伸ばしたいという人たちが集まるカルチャースクールのようなところです。これからは自身のInstagramのアカウントを伸ばせるように頑張りたいです」
「後悔はしないようにしようと言いますが、絶対に後悔はするので、情報を集めて要領よく生きれるように頑張りたいです」と語る彼のメッセージからは、もっと要領よく生きたかったいう後悔を、エネルギーに転換している様子も垣間見えました。 青柳さんの浪人生活の教訓:人生には後悔もあると意識する。それでも、情報を集めて、要領よく生きられるよう頑張るべき
濱井 正吾 :教育系ライター