タイトリストの最新ウェッジフィッティングを体験! 半端ない精度のアプリでボブ・ボーケイがフィッティングしたのと同じ結果に
ウェッジといったらボーケイ。ボーケイといったらPGAツアー使用率1位。ボーケイウェッジは世界でもっとも多くのゴルファーに使用されているウェッジのひとつと言って間違いないでしょう。そのボーケイウェッジの『SM10』が発表されるタイミングで最新フィッティングを受けてきたので、一部始終を語っていこう。
タイトリストのフィッティングは3回目
ボーケイウェッジは多彩なソールグラインド(形状)がラインナップされていて、その数は6種類。ハイバウンス、ローバウンスなど、ソール形状の異なるウェッジはありますが、ボーケイの数はその比ではありません。 そんなボーケイウェッジ『SMシリーズ』が10代目『SM10』に進化。今回、そのタイミングでフィッティングを受けられたので、最適なロフト角とグラインドをどのように探し出すか、その流れを紹介していきます。 タイトリストは、数年前からメーカーをあげてフィッティングに注力していて、現在はタイトリスト品質のフィッティングを受けられる場所がかなり増えてきています。フィッティングと聞くと、練習場で開催される試打会や、ショップの試打コーナーでクラブを試す、そんなイメージがあるかもしれませんが、タイトリストが行っているフィッティングは、1回にかかる時間が90分と長く、その内容はかなり濃厚なもの。そのため、「自分の思い違い」に気づくこともあります。 タイトリストのフィッティングを受けるのは、ドライバー、アイアンに続いて今回が3回目。アイアンのシャフトは『NSプロ 950GH(フレックスR)』が最適だということが判明。それまで「『NSプロ 950GH』は軽量シャフトで軟らかい、だからフレックスS」と疑いもなく、そう決めつけて使用していました。しかし、フィッターから次々と渡されるヘッド違い、シャフト違いのアイアンを打ち進めていくと、徐々にヘッドとシャフトが絞られ、最終的には『T200』の『NSプロ 950GH(フレックスR)』に。嗜好的には『T150』の『NSプロ 950GH(フレックスS)』だが、飛距離、スピン量、落下角度などの(トラックマン)データを見せられてしまうと、それまでのクラブ選びが曖昧だったことに気づかさました。 今回のウェッジフィッティングは、PGAツアー選手もやっているスペシャルメニューらしく、普段使用している9番アイアン、PW、その他ウェッジの弾道チェックからスタート。計測はもちろんトラックマンです。