宇多田ヒカル「いい25年だったなと思うから」 約6年ぶりのツアー閉幕
シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルさん(41)の約6年ぶりとなるツアーが、9月1日の公演をもって閉幕。ファンに感謝の気持ちを伝えました。 【画像】宇多田ヒカル、台湾で初の海外アジア単独ライブ 「何食べたらいいかな?」ファンとやり取りも デビュー25周年を記念し、開催された『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』。本公演を通して宇多田さんは、日本国内7か所に加え、初のアジア単独公演となった台北公演、香港公演の計9か所18公演を敢行。国内外ツアー、総動員数は25万8000人を動員しました。(主催社発表)
最終公演のMCで宇多田さんは、「そうか今日が最後だったって突然思い出しちゃった。寂しいな」としみじみ。 続けて「今回は私の25年間を祝ってもらうんじゃなくて、みんなと一緒に歩んできた25年間を振り返ったりお祝いしたり、お疲れさまって言えたらいいなと思って。みんなが来てくれないとできなかったし、集まれてこうやって同じ気持ちになれてうれしいです。ありがとう」とファンに感謝の気持ちを述べました。 また、「生きてると望んだものが必ずしも自分にとっていいことだとは限らないし、望まなかったことがすごく自分を成長させてくれたり、なにかを失ったりしても…失ったてことは与えられてたんだなって気づかされたり、失ったものはずっと心の一部になるって知ったり、与えられなかったものも、自分をすごく豊かにしてくれたなってこともわかったし、与えることの喜びとか満たされる気持ちも分かったし。すごく私はいい25年だったなと思うから」と、25年間の活動を振り返りました。
さらにスペシャルゲストとして、『First Love 初恋』の出演や、番組共演などでも交友のあるアオイヤマダさんと、高村月さんのユニット『アオイツキ』がダンサーとして出演するなど、ファイナルならではのスペシャルステージの数々を披露し会場を盛り上げました。