マクドナルド、全国で注文停止 システム障害、原因は調査中
日本マクドナルドは15日、全国の店舗でシステム障害が発生したと発表した。店舗でのキャッシュレスの注文と、スマートフォンの公式アプリを通じたモバイルオーダーができなくなった。発生時刻や規模、原因は調査中という。現金での注文のみ受け付けたり、多くの店舗で営業を取りやめたりした。 同社公式アプリでは15日午後、モバイルオーダーをする際、商品を受け取る店舗を選択しようとすると、画面に「受付停止中」と表示され、注文できない状態になった。復旧作業が進み、15日夜になって一部の店舗が営業を再開した。海外メディアなどによると、英国、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、台湾の店舗でもシステム障害が起きた。 東京都千代田区の店舗前には、システム障害を知らせるボードが立てられ、従業員が「現金のみの対応です」と大きな声で呼びかけていた。いぶかしんで足を止める通行人や、入店を諦めた客の姿も見られた。店内にあるキャッシュレス専用の注文システムは利用できない状態だった。