定番「紺ブレ」に飽きた40代のための、2枚目の選び方
早いもので3月もそろそろ終わり、間もなく新年度がスタートします。この時期に着る機会が多くなるアイテムといえば「ジャケット」ですね!「はじめまして」のシーンにふさわしい「きちんと感」、そして、体感的にもジャケットは4月上旬の気温にうまくフィットしてくれます。 【写真】40代の最旬「春ファッション」 春のジャケットは色やデザインもさまざまですが、毎年の定番といえば「紺ブレ」。わたしが高校生の頃に大流行した「紺ブレ」は、流行が復活してからここ数年は「おしゃれアイテム」としてすっかり定着し、あのころとはまた違った着こなしを楽しめるようになりました。
そしてこの春、定番の「紺ブレ」に2枚目を追加。今使っているものと交替するための「アップデート」ではなく、あくまで、定番の紺ブレと一緒に使い分けて着るための「追加」です! そもそも、「紺ブレ」というのは「ブレザー」のことを指しますよね(左)。商品によっては「ジャケット」と呼ばれることもありますが、「金ボタン」や「エンブレム」がついた「学生服」を思わせるテイストは「ブレザー」と呼ばれることが多いです。対する、今回選んだ商品は「ジャケット」(右)。同じネイビーの上着でも、メタルボタンではないので「ジャケット」と呼ぶほうがしっくりきます。この「ブレザー」と「ジャケット」を分ける微妙な違いこそが、今回新しく「ネイビー」を追加しようと思った理由です!
ちなみに、2枚目に選んだのは「allureville(アルアバイル)」の春夏商品。スタンダードなジャケットに見えますが、着てみるとトレンド感のある新鮮なシルエットに驚きます。春夏らしい涼しげな風合い、ジャケットが放つ気品は、とにかく着ているだけでワクワクさせてくれる一着。大人にふさわしいエレガントな夏のジャケットです。
「ブレザー」と「ジャケット」を分けるひとつの大きなポイント、「ボタンの色」。今回のジャケットは「金」ではなく「白」です!ベースがネイビーなら、ボタンの色くらいであまり変わらないような気もしますが、実はコーデの印象に大きな差。白いボタンに変わると、「紺ブレ」独特のトラッドな印象が少し落ち着きます……きちんと感はありつつ、白いボタンで軽さが加わるので、かっちりした「ブレザー」ではなく、急に「ジャケット」と呼びたくなるラフな印象に変化。 「ネイビー×白ボタン」ははっきりしたコントラストで、春夏らしさもより上がります。ボタンに合わせて服や小物に白を入れれば、清潔感やきれいめな雰囲気がアップ。「ボタンが替わると合わせ方も変わる」というのが、慣れてきた定番の「紺ブレ」に2枚目を追加しようと思った理由です。