定番「紺ブレ」に飽きた40代のための、2枚目の選び方
定番の紺ブレもまた、トラッドな雰囲気を上げたい時にはマストアイテム。ビジネスシーンなどでは、このようなかっちりした「ブレザー」のほうが着やすいことがあるかもしれません。 白いボタンの例と同じように、紺ブレなら「金ボタン」に合わせてシューズやバッグの金具を同じゴールドで合わせると、コーデのまとまった印象がアップしそうです……ボタンの色ひとつで、ここまで雰囲気が変わるのが楽しい!
今回のジャケットは、素材の50%が「リネン」なので涼しげな印象です。「リネン100%」になるとシワ感が強めに出やすいこともありますが、これは半分のブレンドなので、リネン独特のナチュラルな素材感もありつつ、光沢のあるポリエステルとの組み合わせで生地はしっとりした質感できれいめ。ハイブリッド素材で作られたジャケットは、大人の「はおり」として申し分ない高級感です。
「リネンジャケット」といえば、黒のリネンジャケットも持っているのですが、「黒」と「ネイビー」は似ているようで雰囲気がまったく違い、合わせるアイテムも大きく変わります。 たとえば、「デニム」ひとつをとっても、グレーやブラックデニムなら「黒いジャケット」、ブルーデニムなら「ネイビーのジャケット」というように、色を使い分けることで、コーデもさらに洗練されていきます!
今回のジャケットは、いつものジャケットに比べるとシルエットに大きな特徴があります。ヒップが隠れるほどの長めの着丈に対し、身幅はかなりコンパクト。丈長でも「ビッグシルエット」にならずスッキリしていて、どこかモダンな雰囲気を感じるのがとても新鮮でした!
わたしの身長(163㎝)ではヒップをカバーしてくれるので、体型が気になりやすい「ニットパンツ」などもはきやすくなります……エレガントなジャケットに、あえてゆったりしたニットパンツを合わせると抜け感が出て素敵ですね。
定番の紺ブレとは違う白いボタンのジャケットは、季節感あふれる爽やかなコーデを楽しませてくれそう。白Tシャツや白いバッグ、サンダル……これから増えてくる夏の白小物との相性も抜群で、洗練度も上がりそうです!