西郷真央は悩みに悩む「今の技術じゃ…」 不満のスタッツとやりたいゴルフ
それでも「『今の自分のアプローチじゃ…』と思うと、なかなかピンをデッドに狙えなかったり、セーフティに打つしかなくなってしまう」と、いつも堂々とフェアウェイをかっ歩しているようで、弱点を認めた自分と闘ってばかり。「それ以上にパッティングの技術が…。日本ほどグリーンがきれいではないせいもあるけれど、なんか成長している感じが正直、ない」と苦笑いして明かした。 「いかにグリーン周りの平均点を上げて、ショットで気持ちよく狙えるか。でも、パットは結果論もすごく大きいので、プロセスとしてできるか(問題を洗い出せるか)が難しい。うまい人がたくさんいるからいろんなことを学びたい」。言い出したらきりがないほど山積する課題。それらを口にする22歳の顔は、不思議と明るい。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)