悠仁さま 1部屋10平米、家賃は3万6千円!筑波大合格で浮上した「グローバルな学生宿舎」生活
「悠仁さまは英語と数学を苦手とされていて、その2教科に関しては教科書レベルの質問を受けても戸惑われることもあるとか……」 天皇陛下をはじめ、皇室の方々は海外留学を経験されてきた。秋篠宮さまも、トルコご訪問に際しての記者会見で、悠仁さまの海外留学について、熱心に語られていたのだ。 「私は、長男には海外で学ぶ機会を得てほしいと思っています。今暮らしている所と違う場所、また違う文化の所に行って、そこから日本を見つめ直すこともできましょうし、また、その機会を使って、いろいろな所を回って、見聞を広めるという意味でも大事だと思います」 ■留学先候補にノーベル賞受賞者を25人も輩出した名門大学が浮上 筑波大学で悠仁さまは「グローバルヴィレッジ」入舎によって、英語が苦手という弱点を克服することもできるのだ。将来の海外ご留学について、筑波大学はもう一つアドバンテージを持っている。 「生命環境学群の学生などを対象にした、英国のマンチェスター大学との交換留学制度があるのです。’00年から毎年2~3名の筑波大生が、1年間マンチェスター大学に留学しています。 マンチェスター大学は昆虫の研究も盛んだそうで、生物医学健康学部には、昆虫学から派生する発生生物学や分子生物学などの学科もあります」(前出・皇室担当記者) 英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは次のように語る。 「マンチェスター大学は全英でトップ10、世界でもトップ50に入る名門大学です。学生数は約4万人、そのうち9千人が留学生で、留学生にとっては過ごしやすい大学と言えます。 物理学賞11人、化学賞9人など、ノーベル賞受賞者を25人も輩出しており、理系に強い大学として知られています」 来春の筑波大学ご入学、さらにマンチェスター大学へのご留学で、悠仁さまが向き合うべき“学び”とは、どのようなことなのだろうか。 静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、 「悠仁さまのこれまでの生活は、“箱入り娘”ならぬ、“箱入り親王”でいらしたとも言えます。トンボの研究に邁進されるだけではなく、可能な限り同級生たちと経験を共有しながら、社会のありのままの姿を見聞きしていただきたいと思います。 同時代の人々や同世代の仲間が、社会に何を求め、どのような努力をしているのか、知っていただきたいと願っています」 秋篠宮邸を出た悠仁さまが得られる経験は、“将来の天皇として”かけがえのないものになるに違いない。
「女性自身」2024年12月24日・12月31日合併号