阿部一二三と詩、能登を訪問し子供とスポーツ…参加者「間近で見られて楽しかった」
パリ五輪・男子柔道金メダリストの阿部一二三選手(27)らが17日、能登半島地震の復興支援イベントで石川県輪島市の輪島中学校を訪れ、子どもたちとスポーツを楽しんだ。 【写真】パリ五輪で2連覇を果たし、笑顔でガッツポーズする阿部一二三
日本オリンピック委員会(JOC)などの主催で、阿部選手や妹の詩(うた)選手(24)、同県津幡町出身で東京五輪・女子レスリング金メダリストの金城梨紗子選手(29)らが参加し、地元の小中学生166人と一緒に汗を流した。かごに入れたボールの数を競う玉入れでは、かごを背負って逃げる阿部選手らを子どもたちが必死で追いかけ、笑い声が上がっていた。
参加した同市立鳳至(ふげし)小4年男子(10)は「アスリートの動きは速くてすごい迫力。間近で見られて楽しかった」と笑顔。阿部選手は「夢を持つと毎日が充実する。一つでもいいので何か夢を持って頑張ってほしい」とエールを送っていた。