鎌田大地が「大変」と評したラツィオ会長、日本代表MFの“放出理由”を明かす「カマダは我々が選んだ選手だったが...」
契約延長交渉が決裂
7月1日に、クリスタル・パレスへの加入が発表された鎌田大地は元々、昨夏に加入したラツィオに、「残るつもりだった」と明かしている。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! しかし、クラブとの契約延長交渉が決裂。日本代表MFは、クラウディオ・ロティート会長について、「イタリアの中でも有名なんですけど、大変なんで」と発言し、交渉がまとまらず、退団を余儀なくされたと示唆した。 そのロティ―ト会長が7月8日、新シーズンを前に取材に応じ、鎌田についても言及した。イタリアメディア『SKY SPORT』が伝えている。 「我々は競争力のあるチームを作り上げるためにやるべきことをやるつもりだ。去年もそうだったが、精神面やドレッシングルームの点では同じではなかった。そしてこれは、私たちが彼らの要求をすべて尊重したにもかかわらず、船に乗るのを放棄した一部の人々によって実証された」 そうコメントした名物会長は、こう続けている。 「カマダは我々が(残留させるように)選んだ選手だったが、代理人はもう1年の更新料として250万ユーロ(約4億2000万ユーロ)を要求した。しかし、私は社会の利益に貢献しなければならない」 決裂の理由は、その更新料だったと強調した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部