写真：テン・ハフ監督はチームが見せた精神力を称賛した

マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、アストンヴィラとの試合を振り返った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【動画｜ショートハイライト】アストン・ヴィラ v マンチェスター・U プレミアリーグ 24/25 第7節 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間10月6日、プレミアリーグ第7節でアストンヴィラと対戦した。この試合にはジム・ラトクリフ氏、アレックス・ファーガソン氏が駆けつけた。試合は5分、マーカス・ラッシュフォードが左サイドからカットインして強烈なシュートを放つが、GKエミリアーノ・マルティネスのセーブに防がれる。その後、アストンヴィラが何度かチャンスを作るも得点にはつながらず、前半は両者スコアレスで終える。 56分、アストンヴィラはCKのチャンスからユーリ・ティーレマンスが枠内を捉えたミドルシュートを放つが、これはGKアンドレ・オナナが得点を許さない。その後、90＋3分にはアストンヴィラのジェイデン・フィロジーンがボックス内でフリーの状態からシュートしたが、ディオゴ・ダロトがブロックした。両者ともに得点は生まれず、試合は0－0というスコアで引き分けとなった。 テン・ハフ監督は試合後、チームが見せた精神力を称賛した。 「チームはとてもよく組織されていたし、優れた個性があった。そして粘り強さ、決意。チームはすばらしい精神力を見せてくれた。ほとんどチャンスを許さなかった。こういう守備をすれば、フィロジーンの場面のように運が味方してくれることもある」 「あれは、アストンヴィラが得たほとんど唯一のチャンスだったと思う。我々はある程度ボールを支配していた。それほど多くはないとはいえ、チャンスもいくつか作った」 「我々に欠けているものが得点であることはわかっている。その点からみれば、今シーズン、我々はいいスタートを切ったとは言えない。絶対にだ。ステップアップしていかなければいけない」 テン・ハフ監督の将来について解任が噂されているなか、ラトクリフ氏がこの試合を観戦していた。このことを質問された同監督は、こう答えた。 「我々は常に話し合っている。毎週話し合っている。我々は全員が共通の考えを持ち、同じ目標を共有している。これは長期にわたるプロジェクトであり、我々は改善し続けるプロセスにある」 マンチェスター・ユナイテッドは次節、現地時間10月19日にプレミアリーグ第8節でブレントフォードと対戦する。