「マイケル・コース」の親会社カプリ、23年は赤字転落 タペストリーによる買収は停滞中
これに対し、年内の取引完了を目指すタペストリーのジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)CEOは、本件を前進させるために闘う用意があると発言。「本取引の利点に自信を持っており、法廷で主張するのを楽しみにしている。取引の完了に向け、迅速に物事を進めることが重要だ」と説明した。
今回の決算発表会で、アイドル会長兼CEOも、「保留となっている本取引を完了させるべく、タペストリーと共に法廷で精力的に闘う」と述べた。なお、本取引が保留となっていることから、カプリは24年度の業績に関する見通しは発表しなかった。