冬の味覚「青菜漬け」販売に向け漬け込み真っただ中 例年より収穫遅れるも1日約4トンの青菜集まる【山形発】
山形の冬の味覚「青菜漬け」。主要産地の1つ、山形市本沢地区の青菜漬けの販売が11月18日から始まるということで、漬け込みが行われている加工場を取材した。 【画像】運び込まれるたくさんの青菜
冬の食卓彩る「青菜漬け」
山形市長谷堂の「エーコープもとさわ」には、この時期、1日約4トンの青菜が集まる。2024年は8月下旬に雨が続き、青菜の種まきが遅れたため、収穫がいつもの年より遅れているそうだが、11月12日も生産者が続々と大きく育った青菜を持ち込んでいた。 青菜の香り漂う加工場では、販売開始を控えて漬け込み作業の真っただ中。深さ約3メートルの漬け込み槽に、的確なコントロールで青菜がきれいに投げ込まれていく。3日間塩漬けした青菜を、その後手作業で丁寧に水洗いし、しょうゆベースのタレに4~5日漬け込んだら、冬の食卓を彩る青菜漬けが完成する。 エーコープもとさわの横尾貴之さんは、「山形の冬と言えば青菜漬けというイメージ。今年もおいしく漬かったので、ぜひみなさんに冬のふるさとの味をご賞味いただければ」と話す。 エーコープもとさわでの青菜漬けの販売は11月18日から。1日500袋限定で、1袋税込み600円。12月上旬まで続く青菜の収穫に合わせ、随時漬け込み作業が行われる。 (さくらんぼテレビ)
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