『マイダイアリー』ミニスカ推し活大学生の秘話「怖すぎ」「寒気した」 小4の頃、友人のボロボロの家で…【ネタバレあり】
俳優の清原果耶が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『マイダイアリー』(毎週日曜 後10:15)の第3話が10日に放送され、まひる(吉川愛)の過去が「予想外のヘビーさ」「怖すぎる…」などと話題となった。 同作は、社会人1年目の主人公が、日々の些細な出来事をきっかけに大学時代を振り返る形で描く、春群群像劇。『わたしの一番最悪なともだち』などの脚本家・兵藤るり氏によるオリジナル・ストーリー。 大学3年生の春、教育学部の優希(清原)は、同じ学部のまひる(吉川)・愛莉(見上愛)らと平凡な大学生活を過ごし、どことなく物足りなさを感じるなか、理学部数学科の広海(佐野勇斗)、商学部の虎之介(望月歩)と出会った。 ※以下ネタバレあり 第3話のキーマンとなったのは、まひる。おっとりしたお嬢様だが、メンズアイドル「F1RST SENSE」の推し活に励み、ライブにはミニスカで参戦。しかし、最推しメンバー・RIM様(RIM)が卒業を発表するショックな出来事があった。 さらに、まひるは大学生5人での夏休み計画に困惑し「(男子2人の前で)あくびができない」と女子たちに告白。その背景には、小学生時代の出来事があった。RIM様の卒業ライブの最寄り駅こそが、そのトラウマの地でもあり、両エピソードが絡まった。 まひるが小学4年生の頃、裕福だったはずの友人・牧原くんが学校に来なくなった。その後、牧原くんが父(窪塚俊介)の車に乗っている姿を見かけ、「まひるちゃん、これからどっか遊びに行かない?」と誘われ「うれしくて、何も疑わずに」車に乗った。 まひるは「車の中は薄暗くて、しめっぽい匂いがして、走ってる時間がすごく長く感じたのを覚えてる。しばらくしたら車がとまって、そこはボロボロのアパートの前で…」と回顧。そこは牧原くんの「新しい家」だった。 牧原くんの父は、まひるに「家の電話番号分かるかな?ここに書いてくれる?」と聞き、その番号にかけようとした。しかし、牧原くんの父は悩んだ結果「なにやってんだ、俺は、ごめんな」とポツリ。電話をかけることはなかった。そして、まひるに「おなかすいてるか?」と優しく接し、カップラーメンをふるまい、「食べ終わったら帰る支度しなさい」と向けた。 その後再び車に乗り、まひるは「急に怖くなった。このまま家に帰れなくなったらどうしようって」「そこで降ろして!」と懇願。逃げるように降り、「一瞬振り返ったら、牧原くんと目があって、牧原くんのなんとも言えない目がつらかった」と明かした。その後、他人と仲良くなることが怖くなったという。 大学生の友人4人は、まひるに心を寄せた。広海は「乗り越えるのが正しいとか、間違ってるとか、忘れるのが正しいとか、間違ってるとか、そんなの誰にだって決める権利ないんじゃないかな」「人生の道の途中に乗り越えられないぐらいのものを置いたのはだれ?勝手に置かれたものに何で立ち向かわなきゃいけないのかな。白石さん(まひる)は弱くなんかない」と向けた。 まひるの秘めた過去に、視聴者も続々と反応。Xでは「普通にトラウマのレベル超えてて私が寒気した」「まひるが小学生の頃に同級生のお父さんに誘拐されそうになってたの怖すぎる…そらトラウマになるよこんなん…」「まひるのトラウマが性的なものではなくてほっとしつつ、別角度で予想外のヘビーさだった」「未遂に終わるっていうのも生々しさがあってゾッとした…」といった感想が集まり、「強引に不自然にトントン拍子展開でトラウマを乗り越えようとしないところがいいな」とシナリオに対する感想もつづられている。 TVer・ABEMAで見逃し配信。U-NEXT・Netflixで全話配信。