伊ユーべでキャリアスタートのJ初リトアニア人、鳥栖FWスリヴカが初ゴール「次の試合で必ず勝ち点3を取る」
[10.5 J1第33節 FC東京 1-1 鳥栖 味スタ] 今夏加入から待望の初ゴールを挙げた。サガン鳥栖FWヴィキンタス・スリヴカは後半28分に先制ゴール。移籍後初得点には「すごくうれしい」と喜びを語りつつも、追いつかれて引き分けたことには「勝ち点3を失ったことに関しては、ちょっともったいない感じがする」と悔しさをにじませた。 【写真】ミスマガジン2023、16歳グラドルのユニ姿に「最高に可愛い」「天使」「くぅー!」 スリヴカはJリーグ初のリトアニア人。イタリアの名門ユベントスの育成組織から2014-15シーズンにトップ昇格してプロキャリアをスタートさせた。ユベントスでの出場はかなわず、その後はレンタル移籍のなかでオランダやスコットランドでプレー。昨シーズンはギリシャのラミアで公式戦33試合6ゴール2アシストを記録した。今年6月に鳥栖加入が発表されると、2シャドーの一角で徐々に存在感を発揮した。 残留圏内浮上のために勝ち点3がほしい状況で、アウェーのFC東京戦に臨んだ。0-0で迎えた後半28分、鳥栖は右サイドから展開すると、混戦のなかでスリヴカが右足でこぼれ球を押し込んだ。 スリヴカは守備でも貢献。相手のCBやSBの立ち位置でポジションを変えながら「まずチームを助けるために強く走った」。だがリードは長く続かず、9分後には同点に追いつかれて1-1のドローに終わった。 白星を獲得できず、スリヴカは「勝ち点3を届けることができなかったのは本当に悔しい」と敵地まで足を運んだサポーターへの思いを語る。「次の試合で必ず勝ち点3を取って、サポーターの方と一緒に喜べたら」と勝利を約束していた。