長野 台風5号の直接的な影響はない見込み ペルセウス座流星群は見られる?
8日(木)に発生した台風5号は、長野県には直接的な影響はない見込みです。ただ、この先もしばらく厳しい残暑と不安定な天気が続くでしょう。熱中症にならないよう体調管理に気を付け、落雷や突風、急な強い雨にもご注意ください。また、13日(火)未明はペルセウス座流星群の観測チャンス。今年は3年ぶりの好条件だそうです。
9日(金)~15日(木)台風5号の影響は?ペルセウス座流星群は見られる?
今日8日(木)3時に父島の南で台風5号が発生しましたが、このあとも日本の東海上を北上するため、長野県には直接的な影響はない見込みです。 気温は最低、最高ともに平年より高い日が続くでしょう。特に飯田では連日猛暑日(最高気温35℃以上)が予想されています。立秋(7日)を過ぎましたが、まだまだ熱中症には十分ご注意ください。 また、この先も大気の不安定な状態が続く見込みです。午後は山沿いを中心に雷雲がわきやすくなりますので、山や川のレジャーに行かれる際は、天気予報や雨雲レーダーなどで情報収集をして安全に楽しんでください。 国立天文台によると、今年のペルセウス座流星群は3年ぶりの好条件。12日(月)の23時頃極大となる予想で、月が沈んだ13日(火)の未明が観測チャンスになります。流星を空の暗い場所で観察した場合、1時間あたり40個程度見られるそうです。 この時間帯の天気分布をみると、長野県内は雲が多く、新潟県境では晴れる予想です。肉眼で見られますので、国際的なスポーツイベントの観戦に引き続き寝不足になりそうですが、観察してみてはいかがでしょうか。
16日(金)~21日(水) 厳しい残暑と大気不安定が続く
16日(金)以降も厳しい暑さは収まらず、上田や松本では猛暑日になる日がありそうです。引き続き、暑い時間帯の外出をなるべく控えたり、水分をこまめに補給するなど、体調管理にお気をつけください。 また、雨マークが目立ちます。この先もしばらく安定して晴れる日は少なく、にわか雨には注意が必要です。
日本気象協会 長野支店 星野 朋美