井浦新、水原希子、永瀬正敏ら共演『徒花‐ADABANA‐』場面写真一挙解禁! インスパイアアルバム発売決定
井浦新主演の日仏合作映画『徒花 ‐ADABANA‐』より、もう1人の自分“それ”と相対する新次(井浦)の姿などを捉えた場面写真が一挙解禁された。また、akikoが本作の世界観を受けてプロデュースしたインスパイアアルバム “満たされた空虚”が、10月2日リリースされることが決まった。 【写真】もう1人の自分「それ」と対面――映画『徒花 ‐ADABANA‐』場面写真 本作は、甲斐さやか監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。ウイルスの流行で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに全く同じ見た目の“もう1人の自分「それ」“の保有が許された世界を描く。井浦のほか、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が出演する。 国家により、ある“最新技術”を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に冒されたとき、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら? そして、病の身代わりになってくれたら? 本作は75年の歴史を有するフランスの国立映画映像センターCNCの対象作品となった。これまで深田晃司監督『淵に立つ』『よこがお』や早川千絵監督『PLAN75』等が選出されている。 この度解禁された場面写真は、死が身近に迫る新次(井浦)が戸惑いながらもついに「それ」と対面する場面や、新次をケアする臨床心理士まほろ(水原)がどこかうつろな目をしてたたずむ姿をはじめ、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦)や新次の母親(斉藤)、医師の相津(永瀬)の姿が捉えられている。 自分と全く同じ姿をした「それ」と対面し、その存在にのめり込んでいく新次の行先はー。現実と記憶のはざまにいるような、危うさを秘めた場面写真となっている。 akikoがプロデュースしたインスパイアアルバム “満たされた空虚”は、生命について、存在について、深淵なテーマを問いかけるこの作品にインスパイアされ生まれた。 劇中でも使用されている「亡き王女のためのパヴァーヌ」にオリジナルの英語詩を乗せた歌唱曲とポエトリーリーディングをはじめ、ジャズ・スタンダードとして人気の高い「Yesterdays」、70年代屈指の名曲「Both Sides Now」のカバーVer.と共に、アルバムの世界観と呼応する書き下ろし曲を含めた全9曲を収録。本作のキャスト陣である水原希子、三浦透子、甲田益也子もポエトリーリーデイングで参加。甲斐さやか監督とakikoが共同で作り上げた詩の朗読は、映画の世界観を美しく反映している。ジャケット含め、ブックレットの写真は、永瀬正敏による撮影となっている。 映画『徒花 ‐ADABANA‐』は、10月18日より全国順次公開。 ※akikoからのコメント全文は以下の通り。