EASLケリンズCEOインタビュー…「広島、琉球がEASLのトップクラスであることは間違いない」
今シーズンも優勝賞金は約1億5000万円
――ファン・ブースターは賞金額も気にしています。今シーズンも優勝賞金は100万ドルですよね。 ケリンズCEO オフコース! もうすでに発表済みですよ。 EASL2024-25シーズンの賞金配分 1位 100万ドル(約1億4800万円) 2位 50万ドル(約7400万円) 3位 25万ドル(約3700万円) この賞金がチーム強化に役立っているのではないでしょうか。昨シーズンのEASLチャンピオンである千葉ジェッツは、おそらく今シーズンが過去最強ロスターを組めたと言えるかもしれません。そのような将来を見据えたチームへの投資に賞金が有効活用されているように感じます。 ――ファン・ブースターにとっては大事な情報です! チームが目指すファイナル4の開催地が決まっていれば教えてください。 ケリンズCEO 井口さんは昨シーズンのファイナル4に来られているのでご存じだと思いますが、EASLにとって「ファイナル4をどこでやるかべきか」はとても大事なことです。それは優勝チームのセレブレーションの場所としてだけでなく、観戦いただくファンにとっても特別な体験ができる場所であってほしいからです。昨シーズンのフィリピン・セブ島でのファイナル4では、リゾートやトロピカル体験もしていただきましたし、中立地でもありました。まだ開催地については発表していませんが、昨シーズンの良かった点は継承しつつ、今、井口さんに約束できるのは、昨年より規模が大きく、より良くなることはお約束します。期待していてください! ――EASLの視聴方法について教えてください。 ケリンズCEO B1の全試合を配信することがすでに発表されているU-NEXTで今シーズンもEASLを配信します。昨シーズンは見ることができなかった日本勢以外の試合も今シーズンから全試合ライブ配信することになりました。ですから、ぜひ日本のファンにも広島、琉球以外のアジア勢の試合も観戦いただき、自チームの応援と共に楽しんでいただきたいです。 ――EASLは海外でのアウェー観戦も楽しみの一つです。 ケリンズCEO 例えば広島ブースターには香港アウェーを楽しんでもらいたいです。香港は世界的な観光地ですからバスケはもちろん、買い物やグルメ、街の雰囲気を味わってほしいです。香港、マカオ、台湾、フィリピン、韓国など海外アウェーで戦う日本チームの姿を、琉球や広島を愛するファン・ブースターだけでなく、多くのバスケファンにも会場で体感してほしいです。 昨シーズンのEASLでは千葉ジェッツが「Undefeated(無敗)」で優勝し、EASL参加国に衝撃を与えた。ファイナル4の会場だったセブ島ではMVPに選ばれた富樫勇樹選手に対して試合中から「MVP!MVP!」のチャントが贈られるなど、これまでもFIBAの国際大会などで知られる存在であった日本の“富樫”から、アジアの“TOGASHI”に、千葉ジェッツの名とともに、知名度を一気にあげた大会だった。 今シーズンはタイトルホルダー国として日本はスカウティングされることが予測され、簡単な戦いにはならないはず。しかし10月2日の海外勢の開幕戦をスカウティングしたところ、どのチームも準備万端とは言い難い状況で、日本勢には大きなチャンスだ。むしろ開幕間もない10月は、両チームとも2試合が予定されており、ここで2勝するとファイナル4に大きく近づくはず。FIBAワールドカップ2023、パリ五輪で示した日本バスケの存在感を、再び広島と琉球がアジアに知らしめるチャンスだ! 日本を代表して戦う両チームへエールを送ろう!(井口基史) 広島・琉球のEASL開幕戦 【グループA】 10月16日(水)19時10分ティップオフ/広島ドラゴンフライズ vs 香港イースタン(@エフピコアリーナふくやま) 【グループB】 10月16日(水)19時40分ティップオフ/琉球ゴールデンキングス vs メラルコ・ボルツ(@沖縄アリーナ) ※いずれも日本時間 ※U-NEXTにて全試合を見放題で独占ライブ配信 ★EASLゲームスケジュールはコチラ➔https://www.easl.basketball/schedule
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