【首都圏・東海・関西】2024年4月度「時給」どれだけ違う?三大都市圏の平均時給の推移
狙い目はどんな仕事?三大都市圏で求人数が増加している職種
アルバイトをする際は、面接や学力テストなどの採用試験を受けることがよくあります。人気の職場だとなかなか採用されず、歯がゆい思いをする場面もあるでしょう。 職種にはあまりこだわらず、できるだけ早く稼げるようになりたいときは、求人数が増加しているところに応募するのもひとつの手段です。 株式会社マイナビが2024年5月16日に発表した調査結果では、三大都市圏では以下の職種の求人件数が大きく増加していることが分かりました。本記事では前年同月比の増加率が大きい職種を5つ紹介します。 2024年4月1日より、働き方改革の一環としてトラックドライバーの年間の残業時間上限が960時間に制限されました。 ドライバー1人あたりの走行距離が短くなり、遠方から物を運んでもらうのが難しくなる可能性も示唆されています。 また、トラックドライバーの残業時間が減少するのに対し、ドライバー数が減少したり通販の需要が増加したりしているのも課題といえるでしょう。 1位に工場・倉庫・建築・土木、5位に配送・引越・ドライバーの求人数が大きく増加しているのは、いわゆる「2024年問題」に対処するためとも考えられます。
アルバイトの平均時給は全国的に増加!エリア別のデータを紹介
同社が発表した統計データには、アルバイトの平均時給についてもエリア別の調査結果がまとめられていました。 前年同月と比べると、どのエリアもアルバイトの平均時給は増加しています。 2024年4月と2023年4月の平均時給、前年同月比の増加率をエリア別に以下の表にまとめました。 表を見てみると、全国的に平均時給は増加しているとわかります。 とくに北海道・東北エリアと九州・沖縄エリアは大きく増えている様子が見受けられます。北海道・東北エリアでは、調査開始から初めて1100円を超える結果になりました。 次の章では参考として、大学生に人気なアルバイトを過去の調査から確認しましょう。
【参考】大学生はどんなアルバイトをしているの?主なバイト先を紹介
株式会社bienoは、2023年9月14日に大学生のアルバイト事情の調査結果を発表。 ちなみに調査対象となった大学生約500人のうち、アルバイトしているのは89.1%でした。 過去のデータではありますが、大学生が勤めている主なバイト先をみていきましょう。 大学生の間では、特に飲食店に人気が集まりました。 アルバイトの採用人数が多いため福利厚生がしっかりしていることや、賄いを用意してもらえたり商品を割引価格で購入できたりすることが人気の理由のようです。 また、教育、インターン、病院・介護など、大学を卒業後に働くことを想定したバイト先を選ぶ人もいます。 アルバイトをしている大学生89.1%のうち43%は掛け持ちで働いており、大学生生活にとってアルバイトは重要な要素のひとつであることが伺えます。