「それぞれ考えを出し合って総合的にどうなるか判断した」「うつむいて目を閉じていたところは今までとは違った」【現職県議の妻殺害事件】直接証拠なく難しい判断迫られた裁判員が会見
23日午後、元県議会議員の丸山大輔被告50歳に、懲役19年の実刑判決が言い渡された裁判に、裁判員として参加した6人が会見し、「それぞれ考えを出し合って総合的にどうなるか判断した」などと、長期間にわたった審理を振り返りました。 【写真を見る】「それぞれ考えを出し合って総合的にどうなるか判断した」「うつむいて目を閉じていたところは今までとは違った」【現職県議の妻殺害事件】直接証拠なく難しい判断迫られた裁判員が会見 閉廷後の会見には、女性2人と男性4人の合わせて6人の裁判員が出席しました。 この中で、裁判中の丸山被告の印象を聞かれた裁判員は、 「裁判中は冷静な様子に見えた。質問にも淡々と答えていた印象だった。きょう判決が言い渡された時は、うつむいて目を閉じていたところは今までとは違ったかなと思った」などと答えていました。 また、「判決を出す上で難しかった点、大変だった点、悩んだ点」については、 「今回の裁判は直接的な証拠がない状況だったので、テーマを4つに分けて分かりやすくしてもらったが、難しかった」 意見が割れた時は、 「それぞれの考えを出し合って、総合的にどうなるか判断した。検察・弁護人側それぞれの主張に常に立ち返って考えた」などと、10月16日の初公判から18回にわたった審理を振り返りました。
信越放送
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