【リーグワン】神戸にVの使者 新加入のターナー「強いキャリーをかます」スコットランド代表45キャップ
4季目を迎えるラグビーリーグワンは21日に開幕し、神戸は敵地のヤマハスタジアムで静岡と対戦する。悲願の初優勝を目指す今季。日本代表SO李承信(23)と元ニュージーランド代表ロックのブロディ・レタリック(33)が共同主将を務める。 栄えある開幕戦の先発メンバーに今季新加入のフッカー、ジョージ・ターナー(32)も名を連ねた。身長1メートル83、101キロ。現役バリバリのスコットランド代表で、W杯には2大会連続出場を果たした。キャップ45を誇る屈強な男は開幕戦が待ち切れない様子で決意を明かした。 「コンディションはバッチリです。ようやくという感じです。やっと公式戦ができるということで、楽しみだし、心待ちにしている。自分の経験が何かの助けになればと思ってここに来たんだ」 激しい当たりと安定感あるラインアウトのスローイングが最大の武器だ。さらに持ち味として“声”にも注目してほしいという。 「自分ではよくしゃべるキャラクターだと思っています。多分、フィールドの中で、うるさいスコットランド人がいたら間違いなく私です。声も出すし、声も大きい。フィジカルを生かした強みも自負しています。できるだけボールをもらって強いキャリーをかましてというプレーができたらなと思っています」 神戸は18―19年のトップリーグを制した一方で、リーグワンが始まってからの3シーズンは7位、9位、5位と振るわない。悲願のリーグワン初制覇へ――。背番号2のプレーと声に注目だ。