吉本新喜劇の次世代担う「七味隊」キャンペーンへ意気込み
吉本新喜劇の次世代担う「七味隊」キャンペーンへ意気込み THEPAGE大阪
吉本新喜劇にピリッといい味を与えている7人「七味隊(しちみたい)」による「吉本新喜劇“秋の七味”キャンペーン!」の28日、吉本興業大阪本社(大阪市中央区)で行われた。なんばグランド花月の10月キャンペーンを強く押すが、いわば次世代の火付け役という位置づけだ。烏川耕一、清水けんじ、アキ、なかじぃ、松浦真也、吉田裕、酒井藍というメンバー同士がいじり合うなど、終始笑いの絶えない会見となった。
7人はそれぞれのイベントを紹介
会見はまず、7人が順に現れ、着席とともに、MC西川の「おはようございます。えー、以上のメンバーです。おすすめの公演のパネルをお持ちです。皆さんには1分で(公演内容を)アピールして頂きます」の挨拶で始まった。7人はそれぞれのイベントを紹介することになり、プレゼン大会となった。 なかじぃ(40=中川貴志)は「大坂の陣新喜劇~『成安道頓』夢を掘った男」(10月2~11日)をPRした。これは大坂の陣3部作完結編、今年開削400年となる道頓堀を掘った男の物語だ。 徳川家康を烏川耕一、成安道頓をすっちー、真田幸村を吉田裕、豊臣秀吉を島田一の介、安井道ト(どうぼく)を清水けんじが演じる。笑いを交えた時代劇と言えるが、「これは3回目、今稽古もやってます。今回は殺陣の方がすごいです」と説明した。 次期座長をねらう清水けんじ(40)は、9回目の「しみけんの座長になりたいんや!!」(10月29日)を宣伝。「9回目のイベントです。自分で上層部に言う勇気はないので、こういうのをきっかけに、上層部に届けばいいな、と。(座長は)そろそろええん違いますの、何があきませんの、ということで…」と、思いを語った。 現在、吉本新喜劇は内場勝則、辻本茂雄、小藪千豊、川畑泰史、すっちーの5座長だが、次期座長のイスを狙っているのは確か。しかし、なかじぃが「地味ですから、頑張ってるけど、座長はないわ」と笑って指摘すると、「何を言うんですか!」と冗談交じりに怒る一幕も。