ピンチを抑え雄たけびをあげる大江竜聖投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人1×ー0ソフトバンク(29日、東京ドーム) 巨人の2番手・大江竜聖投手は0-0で迎えた6回、2アウト1、3塁で登板し、ソフトバンク・近藤健介選手を見逃し三振に仕留めました。 【画像】5月29日の巨人対ソフトバンクのスタメン 5回まで無失点ピッチングを続けていた先発・堀田賢慎選手が6回もマウンドに上がると、2アウト1塁の場面で4番・山川穂高選手と対戦。2球で追い込むもファウルで粘られフルカウントとなると、8球目のカットボールを打ち返され1、3塁のピンチを招きます。 すると、ベンチの阿部慎之助監督が交代を告げ、サウスポーの大江投手がマウンドに上がります。5回2/3で降板した堀田選手は、ベンチで悔しい表情をあらわにし、戦況を見つめます。 マウンドの大江投手が対戦するのは、パ・リーグ打率トップの近藤選手。ファウルで7球粘られますが、最後は外角いっぱいに決まるストレートで見逃し三振。この一球に雄たけびをあげた大江投手はガッツポーズ。ベンチへ戻ると堀田投手もハイタッチで迎えました。

大江竜聖投手をハイタッチで迎える堀田賢慎投手(画像:日テレジータス)

SNSでは「大江最高の火消しやった！」「大江よく踏ん張った」「鳥肌立ち過ぎた！」「大江の最後の魂のストレート、今シーズン一番感動したかもしれん」「今日試合に勝利したなら大江100億％ヒーローですね」といった称賛のコメントが多く見られました。 すると延長12回、巨人は1アウト2塁のチャンスを作ると、吉川尚輝選手がライトオーバーのツーベースヒットを放ち巨人がサヨナラ勝ちしました。