妹・ダニエルとの思い出も! 歌手、作詞・作曲家としてマルチな才能を発揮するオリビア・マーシュに、日本初独占インタビュー
今年10月に韓国でソロアーティストとしてデビューし、魅力的な歌声と心に寄り添う温かな歌詞で注目を集めているシンガーソングライターのオリビア・マーシュ(Olivia Marsh)。NewJeansのメンバーであるダニエルの実姉としても知られる彼女は、日本でも人気急上昇中のK-POPガールズグループ、KISS OF LIFEやKep1er(ケプラー)をはじめとする数々のアーティストに楽曲を提供し、作詞・作曲家としても才能を発揮してきた。そんな彼女が心温まるホリデーシーズンにぴったりの新曲「First December with You」をリリース。日本メディア初のインタビューに応じ、幼少期の思い出や音楽への想い、そして大好きな日本のアニメの話まで、自身の言葉でたっぷりと語ってくれた。これからの活躍がますます楽しみな彼女の魅力に迫った。 【動画】オリビア・マーシュ「Heaven」(2024.11.20) ――日本のメディアとのインタビューは今回が初めてですよね。簡単に自己紹介をお願いします。 こんにちは、みなさん! オリビア・マーシュです。オーストラリアと韓国にルーツを持つシンガーソングライターです。こうして日本の皆さんに自分のことを紹介できる機会をいただけてとても嬉しいですし、ワクワクしています。これからもどうぞ応援よろしくお願いします! ――10月にリリースされたデビュー曲「42」は、幼少期に住んでいたオーストラリアの家の番地が由来だと伺いました。ミュージックビデオにも幼少期の映像がたくさん使われていますね。その頃の思い出について教えてください。 「42」は、私が子ども時代を過ごした家についての曲です。人生で最も多くの時間を過ごした場所なので、特別な思いがたくさんあります。ミュージックビデオには、その家で撮影されたホームビデオをたくさん使いました。制作のために家族と一緒に10時間以上の映像を見返したのですが、笑ったり泣いたりしながら、当時の思い出を振り返ることができました。この映像は私だけでなく、家族にとっても大切なものなので、公開するのは少し緊張しました。でも、私の人生の一部を皆さんに共有することで、より深く繋がれるのではないかと思いました。 ――オーストラリアで生まれ育ちましたが、幼少期に韓国で過ごした時期があったそうですね。その頃はオーストラリア時代とどのように違いましたか。 韓国で暮らした子ども時代の経験は、いまでも忘れられない特別な思い出です。小学生の頃に家族とともに韓国に移り住み、3年間過ごしました。最初は韓国語がまったく分からなかったので、学校では苦労することも多かったです。特に最初の1カ月間は母が教室で隣に座り、テストの質問を翻訳してサポートしてくれました。子ども心に少し恥ずかしい気持ちもありましたが、そのおかげで韓国の言葉や文化に少しずつ馴染むことができました。それまで母を通じて韓国料理や文化に親しんでいましたが、実際に韓国で生活をすることで、より深く韓国の文化や自分のルーツに繋がることができたと感じています。 ――幼い頃から妹さんと一緒に歌を歌ったり音楽を作ったりしていたそうですが、当時はどんな音楽を聴いていましたか? 私の子ども時代の家は、いつも音楽で溢れていました。父が大好きなABBAやJohn Denver、The Beach Boysの曲をCDプレイヤーでよく流していて、私たち姉妹もその音楽にすっかり夢中になっていました。その頃に聴いていた音楽は、いまでも私にとって大きなインスピレーションの源になっています。妹のダニエルと一緒に遊び、部屋や寝室で踊りながら妖精ごっこをしていたのも懐かしい思い出です! ――妹さんと音楽アプリを共有していると伺いました。お二人の音楽の好みにはどんな違いや共通点がありますか? ダニエルと私は音楽の趣味がとても似ているんです。同じストリーミングアプリを使っているので、お互いが最近どんな曲にハマっているのかがすぐに分かります。私がある楽曲に夢中になると、少し後にはダニエルもその楽曲を聴き始めていたりするんですよね。逆に、彼女のプレイリストをこっそりチェックして、私が知らなかった素敵な音楽を発見することもよくあります!