FNNプライムオンライン

「警察だー!」「うおー!?」 埼玉・ふじみ野市の無人販売所で、警察官がタックルし窃盗犯を現行犯逮捕する瞬間が捉えられた。この店では、ある日はバールのようなもので料金箱が破壊され、また別の日にはマイナスドライバーで料金箱が解体されるなど、あの手この手で売上金が狙われていた。 【画像】無人販売所で警察官が男にタックルし、窃盗犯を現行犯逮捕する一部始終

箸で料金箱を狙う男…窃盗犯確保の瞬間

1日、埼玉・ふじみ野市の無人販売所に現れたのは、フードとマスクで顔を隠した男。 男は料金箱に直行すると、バッグから「箸」を取り出し料金箱の投入口に突っ込むと、中から1000円札を取り出した。男は、まだ盗みを続けようとしているのか、お箸を料金箱に入れた次の瞬間、警察が店内に突入。男はその場で現行犯逮捕された。 「ねー!箸!箸、差し押さえね!」 警察官は男から箸を取り上げた。

「金がなくてやった」一連の事件に関与か

実はこの無人販売所では、お金以外にも、肉や商品をたびたび盗まれていた。 10月15日には、バールのようなもので料金箱をこじ開けるフード姿の人物、さらにその約1週間後の10月23日にも、やはり同じフード姿の人物が現れていた。 無人販売所のオーナーは「マイナスドライバーでネジを全部外したりとかして、1時間ぐらいかけて壊したり。毎回同じ格好で来ます。同一犯の可能性が高いのではないか。（逮捕の）11月1日を境にぴたっと（盗みが）なくなっているので」と話す。 逮捕されたのは、自称解体工の見崎大貴容疑者（35）。無人販売所を狙った理由について「金がなくてやった」と供述している。 警察は、一連の事件に見崎容疑者が関与している可能性が高いとみて調べている。 （「イット!」11月4日放送より）