日立ソリューションズがWeb3向け開発支援ソリューション提供開始

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日立ソリューションズが「Web3向け開発支援ソリューション」を提供することを10月29日発表した。同サービスは10月30日より販売開始する。 「Web3向け開発支援ソリューション」は新規事業創出に取り組む企業向けに、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネットであるWeb3について、実践的に学べるトレーニングから事業化のためのシステム開発まで支援するサービスとのこと。 具体的にトレーニングプログラムでは、基礎知識を学ぶ座学講座やシステム開発を体験できるハンズオン、事業アイデアの創出やデザイン検証などのコンサルテーションが提供されるという。 トレーニングプログラムの講師には、米国ブロックチェーン技術企業コンセンシス（ConsenSys）のトレーニングを受けた人財が就くとのこと。 これらにより同ソリューションでは、体系的かつ実践的にブロックチェーンとWeb3について理解を深められる、高い技術力に裏打ちされたトレーニングを提供し、事業化の実現を支援するとのこと。 また事業化フェーズでは、日立グループ内で培ったノウハウをもとに、インフラや開発保守運用サポートを提供。また開発や運用の課題に直面した際には、プロフェッショナル人財が解決のために伴走するとのことだ。 なお同サービスの提供価格は個別に見積もりを取るとのことだ。 ・日立ソリューションズは、2016年から日立製作所や海外企業と連携し、ブロックチェーン事業に取り組んできたという。 2020年4月に同社は、コンセンシスの分散型アプリケーションの構築環境を提供するイーサリアムブロックチェーンプラットフォーム「PegaSys Plus」の国内初の販売代理店契約を締結。また同社は、ブロックチェーン技術の開発とコンサルティングを提供する英Web3 Labsと日本で初めてアライアンスを結び、エンタープライズ向けブロックチェーン基盤（Consensys Quorum）の保守サポートサービスを提供してきた実績もある。