歴史的低迷のエンゼルスが元本塁打王をトレードで獲得 大谷翔平の元同僚放出で今オフも積極補強
エンゼルスは31日(日本時間11月1日)、ブレーブスからジョージ・ソレア外野手(32)をトレードで獲得したことを発表した。代わりに、19年にメジャーデビューして現ドジャースの大谷翔平投手(30)と先発ローテを形成した経験もあるグリフィン・キャニング投手(28)を放出した。 大谷の抜けた今季、球団史上ワーストとなる99敗を喫し、借金36の地区最下位、リーグ15球団の中でも121敗を喫したホワイトソックスに次ぐ負けの多さだった。10年連続でポストシーズンに進出しておらず、全30球団でワーストだ。トラウト、レンドンら好打者を擁しながら歴史的な低迷となったシーズンになった。 毎オフのようにオフは積極的に動くエンゼルス。ワールドシリーズ閉幕から数時間でさっそく19年にロイヤルズで48発を放って本塁打王に輝いたソレアを獲得。今季はジャイアンツ、ブレーブスの2球団に所属して142試合に出場。21本塁打、64打点、打率2割4分1厘の成績を残した。 ブレーブスに移籍するキャニングは、19年にメジャーデビュー。先発の中心になることが期待されていたが殻を破りきれず、今季は自己最多32試合に登板したが、6勝13敗、防御率5・19。通算99登板で25勝34敗、防御率4・78だった。
報知新聞社