ハリウッドから消えたアーミー・ハマー、映画主演が決定 自警団スリラー『ダークナイト』で犯罪者を裁く男役
相次ぐスキャンダルによってハリウッドから姿を消した俳優のアーミー・ハマーが、新作スリラー映画『ザ・ダークナイト(原題) / The Dark Knight』の主演に決定したと、Varietyが独占で報じた。 【画像】怖すぎ…外出自粛中に激変したアーミー・ハマー 『君の名前で僕を呼んで』『コードネーム U.N.C.L.E.』などの人気作に出演していたハマーは2021年、レイプや食人(カニバリズム)願望をつづった過激なダイレクトメッセージ(DM)がSNSで拡散され波紋を呼び、複数人の女性から性的虐待を告発された。その結果、すでに決定していた新作を全て降板することとなり、ハリウッドの表舞台から姿を消した。
それから3年、ハマーは2024年11月に西部劇映画『フロンティア・クルーシブル(原題) / Frontier Crucible』への出演が決定し、俳優業復帰を果たした。復帰2作目となる『ザ・ダークナイト(原題)』は、自らの手で犯罪者に正義の鉄槌を下す男・サンダース(ハマー)を描くスリラー。サンダースの活動はSNSで拡散され、市民から英雄として支持されるようになる。しかし、地元警察署長は彼を社会の脅威とみなし、排除しようと目論む。
ダークナイトといえば、クリストファー・ノーラン監督がDCヒーロー・バットマンを描いた『ダークナイト』(原題:The Dark Knight)を連想させるが、メガホンを取るウーヴェ・ボル監督は「私たちの映画は、ノーラン監督の作品とは全く異なるので、混同の心配はありません」と同サイトに語っている。(編集部・倉本拓弥)