アルツハイマー病に伴う“暴力”などの治療薬 承認を了承
日テレNEWS NNN
アルツハイマー病の患者にみられることがある、暴力などの行動障害の治療薬として統合失調症の患者に使用される「レキサルティ」を承認することが了承されました。 大塚製薬の「レキサルティ」は統合失調症やうつ病の治療薬として現在60以上の国や地域で使われています。 このレキサルティについて厚生労働省の専門家部会は、アルツハイマー病の患者が興奮して攻撃的な言動をすることを抑制する効果が認められたとして暴力などの行動障害がみられる患者の治療薬として承認することを了承しました。 アルツハイマー病の患者の暴力などの行動障害に対する治療薬が承認されるのは初めてで、家族や介護をする人の負担の軽減が期待されます。