初出版の夢が実現した「パンタグラフ」のたくあんボーイ（左）と鈴木メトロ

　元駅員のお笑いコンビ「パンタグラフ」が２０日、初の書籍となる「元駅員芸人パンタグラフが教える　明日学校で話したくなる電車の話」（イカロス出版、税込み１６５０円）を出版することが決まった。２３日には初出版を記念したお渡し会も東京・秋葉原の書泉ブックタワーで開催することも決定した。 　

２０日に発売の「元駅員芸人パンタグラフが教える　明日学校で話したくなる電車の話」の書影（Ｃ）イカロス出版

たくあんボーイ（２７）と鈴木メトロ（３４）のコンビは結成約１年だが、ＳＮＳでは人気を集め、特に小学生には大人気のコンビ。初出版となる書籍は気になる鉄道のあれこれを元駅員という経歴を持つ２人が分かりやすく教える子供向けの絵本だ。 　たくあんボーイは「まず僕らが本を出せるなんて思ってもいなかったので驚きと喜びで心のダイヤが乱れております…。駅員という仕事をして感じたことをたくさん詰め込んだ本になっています！　終点のページまで楽しめるものになってるのぜひ読んでくださいっ！」とアピール。 　一方、出身地の北海道・旭川実業高野球部出身でドラフト候補生だった鈴木メトロは「パンタグラフの夢が１つかないました。その夢を皆さまに見届けていただきたいという強い思いで本を出させていただきました。駅員という仕事に魅力を感じていただけたらうれしいです。ぜひ楽しんで読んでくださいね！」とコメントを寄せた。 　お渡し会は２３日午後４時から行われ、６日正午から書泉オンラインショップでチケットが発売される。