大谷翔平の打席でも起きた捕手の異変 “魔球”連投に必死の懸命連続キャッチ「どこにいくか分からん」特製ミットでも対応できず
【MLB】パドレス0-5ドジャース(5月11日・日本時間12日/サンディエゴ) 打者も一苦労の“魔球”は、捕る方も大変だ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。パドレス先発のウォルドロンと3打席対戦し、2打数無安打1四球に終わった。このウォルドロンは、メジャー唯一のナックルボーラーと知られ、無回転で不規則に変化するボールに苦労する打者も多いが、受ける捕手も大変。特製ミットを使いながらも四苦八苦する様子があった。 【映像】特製ミットでも捕れない!動きまくるナックル ナックルは、投手がボールに対して指を立てて握り、押し出すようにして投げるもの。指の腹の部分を縫い目にかけ、スピンをかける一般的な球種に対して、極端に回転数が少なく、見た目には投げてからミットに届くまで、1回転か2回転ほどしかしないほどだ。その分、空気の抵抗を受けやすく、左右どちらにも動き、かつ急に落ちたり落ちなかったりと、行き先不明のまさに“魔球”だ。 打席の大谷もなんとかクリーンヒットしようと、じっくり見極めたり引き付けたりと工夫しているが、同じく工夫をしていたのがバッテリーを組んだパドレスのヒガシオカ。通常よりも大きめの専用ミットで対策をしたものの、なかなかミットの芯で捕ることはできず、捕った後もボールがミットの中で動きまくり。さらにマンシーの打席では、大きく横に揺れ動いたことで、ミットの端ぎりぎりに当てるのが精一杯のパスボールというものもあった。 この予測不能な動きに対して、ファンからも「キャッチャーもまともにとれない」「どこにいくか分からん」と同情する声まで出ていた。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部