大阪市・水道基本料金3か月を無料に 7月から9月検針分
新型コロナウイルスの感染拡大により各家庭で経済的な影響が出ていることなどを受け、大阪市は28日、大阪市内すべての世帯を対象に、今年7月から9月検針分までの水道料金の基本料金、下水道使用料の基本額について無料にすると発表した。 【中継録画】大阪市「夏休み短縮」検討へ 松井市長が定例会見 ノーカット(2020年4月23日)
発表によると、減免するのは1か月あたり935円の水道料金基本料金と、1か月あたり605円の下水道使用料基本額。市民からの申込手続は不要で、対象は約166万件。大阪市内の全世帯の水道料金は約50億円、下水道使用料は約30億円となり、総額80億円を見込んでいる。
また、収入が大幅に減少したなどの事情で、一時的に水道料金等の支払いが困難な場合による支払期限の延長や分割支払などの相談は引き続き受け付けるとしている。