11日からG1高松宮記念杯競輪が開幕 ポイント制予選など特殊な勝ち上がりルールを解説
準決勝が4レース、決勝はワイルドカード
東西合わせて準決勝が4レースあるのも高松宮記念杯ならではだ(通常は3レースで上位3名が決勝進出)。 そのため準決勝から決勝への勝ち上がりが厳しい。確実に決勝に進めるのは2着までの8名で、残りの1枠は東西準決3着の4名のうち1名だけだ。前走の着順でワイルドカード1名が決まるが、青龍賞・白虎賞に出場した選手が優先となる。 昨年の決勝で準決3着から決勝に進んだのは松浦悠士(白虎賞2着)。ほかの3名は山田英明(西二次予選1着)、菅田壱道(東二次予選2着)、渡部幸訓(東二次予選3着)だった。
2024年前半戦最後のGI
前半戦最後のGIとなる「高松宮記念杯競輪」。3日目までは女子のGI「パールカップ」が行われ、男女それぞれ年末のグランプリ出場選手が決まる。 高額賞金のダービーが終わり、賞金争いも本格化。前半戦苦戦を強いられ、上位陣に水を開けられてしまった選手にとっては千載一遇のチャンスだ。 “だんじり祭り”で有名な岸和田で、トップ選手たちの熱き魂がぶつかり合う。ドラマが生まれる瞬間を、ぜひその目に焼き付けてほしい。