A千葉の小林大祐が横浜EXに期限付き移籍「全ては私のわがまま」第二の故郷で昇格挑戦へ
6月27日、B2リーグのアルティーリ千葉は、小林大祐と2024-25シーズンの契約継続に合意するとともにB3の横浜エクセレンスへ期限付き移籍することを発表した。 福岡県出身で現在37歳の小林は、190センチ91キロのスモールフォワード。福岡大学附属大濠高校から慶應義塾大学へと進学し、日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でトップリーグキャリアをスタートすると、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、ライジングゼファー福岡、茨城ロボッツへの移籍を経て、2021-22シーズンからA千葉でプレーしていた。 在籍3年目の2023-24シーズンは、右足首の怪我に悩まされ、リーグ戦8試合の出場にとどまり、1試合平均8分8秒のプレータイムで2.5得点0.5リバウンド0.5アシストの成績。11月26日の新潟アルビレックスBB戦を最後に公式戦の出場がなく、プレーオフも欠場した。 今回の発表に際して、小林は「はじめにこのような形を取らせていただいたこのクラブの経営陣の懐の大きさに感謝を申し上げます。全ては私のわがままから始まり、今回期限付移籍という形を取らせていただきました」とA千葉を離れることになった背景を説明。 クラブ立ち上げの初期メンバーの1人として過ごしたA千葉での3年間を「バスケットボール人生においてとても大きな教訓になった時間」とも表現し、「今年は人生で一番大きな長期離脱も経験し、また自身で掲げたB1昇格という目標を達成できず、私自身にとって悔いが残る3年だったかもしれません。ただそのような中でもA千葉のメンバーは私にとって大好きで大切な、一生を共にしたい仲間たちです。彼らの成功が私にとっての成功であり、この2年間のタスクであるB1昇格という目標を、残っているメンバーが必ず達成してくれると信じています」と思いを込めた。 また、新天地となる横浜EXのファンに向けては、「横浜は私にとって大好きで特別な場所であり第二の故郷だと思っています。福岡で生まれ育ち上京して初めて移り住んだ街が慶應義塾のある横浜でした。今回ご縁もあり慶應の先輩である石田GM、またHCの河合さんは私が福岡でプレーした際にB3→B1を最短で成し遂げた大切な仲間でもあります。私にとっても5度目の昇格への挑戦と勝負の年だと思っています。是非皆様で、『#横浜一丸』となり、昇降格最後の年である今シーズンにB3優勝・B2昇格を成し遂げましょう!エクセレンスな1年に」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。
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