フジ大みそか夜に「劇場版マリオ」地上波初放送「子どもから大人まで楽しめる」興収140億円超えのアニメ映画
フジテレビは26日、大みそかの午後7時からアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を放送すると発表した。国内興行収入140億円超えの“劇場版マリオ”が、大みそかの夜に本編ノーカットで地上波初放送する。 【写真】「劇場版マリオ」主人公マリオの声を務めた人気俳優 本作は、任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」が原作で、配管工のマリオが、魔王・クッパに囚われてしまった弟のルイージを救出するため奮闘する物語。任天堂と、「怪盗グルー」シリーズや「SING」シリーズなどを手掛けるイルミネーションが夢のタッグを実現し、公開前から大きな注目を集めた。日本語版の主人公マリオの声は宮野真守が務め、ルイージ役は畠中祐、ピーチ姫役は志田有彩、ドンキーコング役は武田幸史、キノピオ役は関智一、クッパ役は三宅健太が担当した。 フジテレビ編成部の日高峻氏は「本作は2023年春に公開され、瞬く間に全世界でムーブメントを巻き起こしたメガヒット・ムービーです。ファミリーコンピュータ用ソフト『スーパーマリオブラザーズ』が1985年に発売されてから39年、今も昔も変わらず全世代から愛されているマリオとルイージの兄弟が壮大なスケール感で躍動する、子どもから大人まで誰もが楽しめるエンターテインメント作品となっております」と説明した。 任天堂は今年6月、マリオ新作映画の日本公開が2026年4月24日に決定したと発表しており、日高氏は「すでに2026年4月公開予定の『スーパーマリオ』の新たなアニメ映画の制作が発表されており、まだまだマリオたちの活躍からは目が離せません!ぜひ年の瀬のこのタイミングに、皆さんもマリオたちと一緒に冒険の世界に飛び込んでみてください!」と呼びかけた。 放送は12月31日午後7時から8時52分。フジテレビは、同じ大みそかのゴールデン帯に、3年連続となる「逃走中~大みそかSP~」を放送することを発表している。ちなみに昨年の大みそかは、午後7時から年をまたいだ深夜0時半まで「逃走中~お台場リベンジャーズ~」を放送した。 なお「劇場版マリオ」の放送時間帯に他局は、NHKは「第75回NHK紅白歌合戦」(後7時20分~後11時45分)、日本テレビ系は「大晦日ゴチ特別編 5時間超スペシャル(仮)」(後6時半~後11時45分)、テレビ朝日系は「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」(後5時~1月1日深夜1時)を放送することを発表している。 【「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」あらすじ】 ニューヨーク・ブルックリンで配管工を営む双子の兄弟、マリオとルイージ。水道管の修理をしていた2人は、謎の土管を通って不思議な世界へと迷い込み、離ればなれになってしまう。マリオが辿り着いたのは「キノコ王国」。キノコ王国の住人であるキノピオの助けを借り、強い意志をもつリーダー・ピーチ姫から訓練を受けたマリオは、やがて自らの力を発揮していく。一方、ルイージは、「キノコ王国」を支配しようとたくらむカメ族の大魔王・クッパが支配する「ダークランド」へとたどり着き、とらわれの身となってしまう。マリオは、王国を脅かすクッパの野望を阻止し、ルイージを救出するため、壮大な冒険へと身を投じていく。
報知新聞社