6年かけてつかんだ初のリーグ制覇!「“SWHの時代”をつくっていきたい」エース・江川涼が描く未来図|フットサル
チャレンジャー精神は変えずに、さらなる高みへ
──相手のパワープレーもそこまで危ないシーンはなかったですが、最後のワンプレーがやり直しになるなど、やはりドキドキでした。試合終了のホイッスルがなった瞬間の気持ちはどうでしたか? パワープレーをされたらディフェンスのセットは決まっていて、自分が出ることもわかっていたし、失点しない自信はありました。だから「踏ん張るだけだ」と強気ではありましたけど、それでも1点差はどんなゲームでも緊張しますね。 個人としても初めてのリーグタイトルだったので、「やっと優勝できた!」と。しかも、大好きな西宮というチームでそれを叶えることができて、最高です! ──上久保監督と達成できた感慨深さも? 監督は私が加入する前からいろんなタイトル取ってきているんですが、「リーグだけは取ったことがない」と言ってたので、自分が在籍している間で一緒に取れたのは、心の底からうれしいです。 ──大きな目標を達成した直後ではありますが、リーグ優勝という壁を乗り越えた先、西宮というチームで目指していきたいことなどはありますか? 今まで自分たちは「チャレンジャー」というメンタルで戦ってきましたが、これからはチャンピオンとして「挑まれる側」の立場に変わります。 ただ、まだまだ精神の部分は変えずに日本リーグ連覇、全日本選手権連覇をして、ここから「SWHの時代」をつくっていきたい。私もいつまで現役でいられるかはわかりませんが、辞めた後もこの強さや歴史が続いていくようなチームを目指していきたいです!