未来感じる「動く心臓」「あの“人気アニメ”で見た機械」「50年前の進化系〇〇」 パビリオン展示物の最前線 【大阪・関西万博まで1年】
■1970年の万博「人間洗濯機」が進化!
そして、50年の時を経て再び展示されるのは、進化した「ミライ人間洗濯機」です。 1970年の大阪万博で大きな話題を集めた全自動で体を洗ってくれる「人間洗濯機」が、55年ぶりに戻ってくるというのです。
(サイエンス 青山恭明会長) 「54年前は小学校4年生で、サンヨー館で見た人間洗濯機が忘れられない。あのときの僕のように、『え!?嘘やろ!?』と子供たちが言ってくれるような未来型の人間洗濯機を再びやろうと5年前に決めた」 一面が真っ白になるほどの小さな泡の力を使って、毛穴の汚れを落とす。この技術を用いて浴槽に浸かるだけで綺麗になれるという、まさに“次世代の人間洗濯機”を生み出したのです。
この技術は浴槽だけにとどまりません。 開催期間中の重要な問題が「暑さ対策」です。万博で初めて公開されるのが、泡を作る技術を応用して、水の中に細かな泡の層を生み出し、曇った状態を作り出すことで、人工的に日陰を作るというのです。 未来の技術を間近で感じることができる大阪・関西万博。訪れた人たちをワクワクさせるための準備が急ピッチで進められています。